立ち止まること

先週と今週、ランニングをしていた時のこと。

《先週》人ひとりが通れるほどの狭い道を走っていた時、前方で自転車を押していたおばちゃんが立ち止まった。私は勝手に「あ、道を譲ってくれるんだな」と思って「Danke!(ありがとう)」と言って通り過ぎようとしたところ「ここにとっても綺麗な花が咲いているわよ」と教えてくれた。ピンク色の可愛らしい花で、きっと前にもみたことはあるけど、名前は知らない、小さな花。

《今週》トンネルを通り過ぎようとした時、歩行者用の道路に自転車を止めている人影が。「故障でもしたのかな」と思っていたら「ちょっと見てごらん!とっても可愛いわよ」と言って上を指し示してくれた。3羽のツバメのヒナが、ぎゅっと並んでいるのだ。「さっきお母さんが飛んで行ってね」と。

あのおばちゃんはどうやって、この落書きだらけのトンネルの、いくつか並んでいる蛍光灯の中で、小さな巣に並んでいるヒナたちを見つけたのかな、と考えながら帰り道、再びトンネルの入り口に差し掛かるとヒナの鳴き声が。母鳥が帰ってきて、再び飛び立っていったタイミングだった。

ゆっくり歩めば見えるし、耳をすませば聞こえるし、そこで立ち止まれば発見できる。こういう小さいことや変化を見つけれるようになりたいな、と思った出来事でした。
あっという間のような、始まりが遠い昔に感じるような8月が終わって、9月が始まりました。

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