ドイツ人もお世辞を言う

ここ最近の授業で、一番衝撃的だったこと。ドイツは「Ja oder Nein」(イエスかノーか)の文化だと思っていたら、なんと、ドイツ人もお世辞を言うらしい。とんでもない先入観を持っていた。個人的には、お世辞抜きの方が楽でありがたいと思っていたのだけど・・・。(ちなみにJa oder Nein と問われたのはこれまでに1回だけ)
仕事の場面では直接的な表現で相手に伝えることが多いそうなのだけど、日本ほど婉曲的な言い方をしないらしい。そして、友人関係においてはそこまで直接的ではないんだとか。しまった・・・全部正直に言うのがいいと思っていたんだけど、どうやらそうでもないらしい。

ちなみに、どちらでもいい・どうでもいい、という言葉ももちろんあるんだけど、こちらでのどちらでもいい、は本当に「どちらでもいい」となってしまうから、そこは気をつけないといけない。裏の意味なんて、本当の思いなんて伝わらない。それが私の選択肢となるから。単純に、いまの私に“あの人は私のことをわかってくれるだろう、意図をくみ取ってくれるだろう”という人間関係と伝える術(言葉)がない、というのもあるかもだけど。

こちらでは日本にいる時以上に、選んでいる感覚が強いというか。私が選んだことが、本当にそうなっていくのだ。何をするか、誰と過ごすか、何を食べるか、誰と食べるか、どこで食べるか、何を買うか、誰から買うか、誰がそれを作ったのか。もちろん意識しだしたらきりがないけど、全部それを実行できるとも限らないけど、考えたり行動するタイミングは多いような(というか毎日)。

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