登山で人生相談

今後の進路を決めれないわたしの現在の選択肢は
・Konditorinとしてドイツで働き続ける(ドイツで生活し続けるためには確実な手段、自分に合う職場探し必須)
・日本に帰って全く関係のない仕事に就く(日本のお菓子屋さんで働くイメージがわかないし、自分のお店のイメージなんてとてもじゃない)
・ドイツで全く関係のない仕事に就く(市民センターで日本料理教室は?と提案されたことも)
そして今日、新たな作戦が浮上した
・ドイツの大学で修士をとる(ただし、Konditorinとして働きながら)

久しぶりに登山に行くと、再び、ユニークで素敵な、情熱ある人に出会った。
道中で2度挨拶を交わした彼女と、3度目は会話になり、一緒に山頂に登り、芝生の上に並んで寝転んで、コーヒーを分けてもらって乾杯して、それぞれが準備したお昼を食べ、下山。住んでいる街が同じということで、彼女の家の最寄り駅まで車で送ってもらった。(なんてラッキーな!)
今後の進路で迷っていることを打ち明けて、出てきたのが上述の新たな作戦だ。心に残っていることを抜粋。
・私はフェミニストではないけど、女性が経済的に自立していることはとても重要よ
・あなたが大学で学んだことや、Ausbildungで身につけたことはあなたの中にある
・あなたはアカデミックな世界、手仕事の、職人の世界、普通の会社員として働く世界を知っている
 生物とお菓子、ドイツのお菓子と日本のお菓子など、あなたの知っている異なる世界を組み合わせることを考えて
・人生は一回。心を燃やせることをやるのよ(あなたのお父さんが言ったように、わたしも息子に言ったわ。可能性を広げるためにAbiturの受験は約束だったけど、サッカーでもスーパーの店員でも、何でもいいのよ、心を燃やせれば、楽しめれば)
・わたしは仕事が趣味で、趣味が仕事だったわ。書くこと、読むことが大好きなの!(彼女は村上春樹を読んでいて、きっとファンで、なぜ彼がノーベル賞を取らないのか、と嘆いていた。2つの世界、と言っていたのはその影響かな)

ますます考える、わたしが心を燃やせること、情熱を傾けたいことは何だろう。

パティシエ(Konditor,菓子職人)に向いていないと心底、つくづく思い知り、仕事に向き不向きもないけど、適性不適正はあって、でも、仕事って実際何でもいいと考える。とか、仕事に固執しすぎだ、仕事は生活の、生きる一部であって、ワークライフバランスなんてなくて、ライフバランスだ!なんて一人でつぶやきながら、やっぱり仕事のことを考えてしまう。

もう3年も前になるのに忘れられないのが、語学学校の先生が冗談で「日本人は仕事のために生きている」と言った時、グッサリ刺さってしまったのだ。そして確かに、わたしはそうだった。仕事が大事だった。当時もいろいろ悩んでいたんだろうけど、楽しかったのだ。
でもこっちに来て、生活する、ということを学んだ。それは食事や運動、自然に入ること。日本でもできることが、わたしはドイツに来て、できるようになった。

仕事で活躍しなくてもいいし、趣味やボランティアで自分の好きなことをやったらいいし、生活する中で自分のありたい姿を実現したらいい。仕事がその手段の一つであってもいい。と最近考えていたところ、彼女に出会った。母とほぼ同い年の彼女(そして息子さんはわたしとほぼ同い年)は、はつらつとして、ユーモアがあって、オープンで、優しくて、そして情熱を持っていた。

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