イチロー選手の会見を見て、やりたいことのために、頑張れる年齢の時に「外国人になる」経験ができて良かったと感じた。「間違い」さえも肯定する考え、最後に語った「孤独」はとても励みになる。「自分の中の秤」「いきなり高みには行けない。積み重ね」。折をみては動画を見て、その時の自分を振り返りたい。
すでに終わった会見なのに(私が見たのはYoutube配信のノーカット版)、記者の目線に立つと、イチロー選手の表情、会場の空気感や記者とのやりとりにはとてもハラハラした。でもそれで、過去の自分の仕事に足りなかった事が見えた。まだ世に出ていない情報を引き出す事。それは過去の回答からもヒントが得れるということ。最後の質問で見事に「孤独」というキーワードを持ってきた記者。もしかしたらイチロー選手が最初から伝えたいと心に決めていたのでは、と思うほどの内容だった。
既出の情報をなぞるばかりの私の取材はきっと退屈で、記事も面白くなかった。考えているつもりで、全く及んでなかったんだ。もしかしたら、諦めていたのかもしれない。だから、誰にでもできる仕事という感覚から抜け出せなかった。時、すでに遅しだけど、この反省がいつかどこかで、生きるようにしたい。
平成から令和へ。日本の時代が変わるんだな。こちらにいては年号の変更はあまり関係ないけれど気持ち新たに、地道にやっていこう。あ!こちらにも春が来て、美しい緑の季節、到来です。