雑記と旅程と思い出
コロッセオ見学のために、コロッセオを背にチケットセンターに向かって並んでいたのだけど、私を含めて周りの人もどうしてもスマホを見ているのは、なんだかとてももったいなく感じた。
木が邪魔だったのだけど(笑)
今回、一眼レフを家に置いてきた。
それもあって旅行中の一日、全く写真を撮らない日を設けてみた。ある写真家の方の影響を受けて、どうして私は写真を撮るんだろう、ということを考えてみようと思って。深く考えたかといえば、浅はかかもしれない。でも、写真に意識を登らせずに、ずっと穴から空を望んでいたパンテオンでの時間はとてもよかった。といっても、その後の夕食で出会った人と、別れ際に記念撮影した。彼の次の旅路も良きものになりますように。
ローマは、わたしには、人が多すぎた。ヨーロッパの冬休み期間に重なっていることもあるんだけど、バスや路面電車はぎゅうぎゅうだった。それと同時に数多くの遺跡や観光資源のある、世界中から人がやってくる観光都市であり首都としての機能を持っている、ということは驚きだった。地元の人との関わり、というのはほとんどなかったのだけど、その代わり、いろんな人に出会えた。
思い立って旅に出てよかった。
どうしてこんなに疲れるのに旅しちゃってるんだろうと、安宿で、節約して・・・、次は疲れない、元気になる旅をしたいなぁ、なんて思いながら帰ってきた。翌朝まで11時間くらい寝てたのだけど、ベローナで飲んだエスプレッソがびっくりするほど美味しかったなぁとか、朝焼けが綺麗だったなぁとか、さくさくで美味しかったピザとか、帰国後手元に残った写真を眺めたりすると、やっぱり良かったということだろう。
旅程
ドイツからベローナまで電車で、ベローナで一泊、ベローナから電車でローマに移動、ローマで二泊、ローマからドイツまで飛行機で。