Berufsschuleについて

久しぶりにAusbildungの話題・・・今日はBerufsschule(職業学校)について

Konditorに関して言えば「都会の学校の方が専門的」という印象です。二つの学校しか経験していないのでなんとも言えませんが…というのも、①学校によって実習に差があること、そして②施設や設備が新しい。

①実習内容の違い(3年次には全て同じになりますが)
以前通っていた学校はKonditorとBäcker、そしてVerkäuferに実習のクラスそのものは分かれていましたが、1年次、Konditorの実習でもSemmelやHefeteigを中心とした授業でした。一方、今の学校の同級生は、1年次に全てのMasseを習っていて、その上食用着色料を使った授業やイベントを企画したりと、何かと専門的。ちなみに、3年次から今の学校に転校してきた子も同じような状況で、その違いに驚いていました。
理由は単純で、BäckereiがKonditoreiを兼ねている場合が多く、そちらの方が実践的、なのでしょう。

②設備の違い
今通っている学校は、建築10年以内で割と新しめです。何より実習室の道具が新しく揃っている、テーブルも木製ではなく大理石。使用後の器具を洗うSpülerinもいる。これはその街の規模(予算)によるものだろうけど・・・。

また、2年生を対象とした約2週間の短期交換留学のチャンスも開かれているようです。前の学校では2年に一度、選ばれた人が指定された行けると聞いていましたが、こちらの学校ではほぼ、希望者全員が行けるようでした。しかも留学先はフランスやベルギー、ハンガリー、デンマーク、オーストリア、ギリシャなどのヨーロッパ諸国から選べます。フランスは人気なのでフランス語が話せる人が優先されたりと、全員が第一希望の留学先に行けるとは限らず、また、英語が必須なので、できない人は英語コースに通うことが義務付けられていました(英語コース代も、確か上限はあったけど学校が負担してくれる)。ただ、今年は残念ながらコロナの影響で中止になりました。

どちらがいいのか?とは一概には言いにくいです。やっぱり先生と生徒との距離が近かったのは前の学校のように感じるし、学べる環境が整っているのは今の学校だと思います。もちろん職場が一番なわけで、そして自分で何をして、どう学ぶかではありますが。

ちなみに写真は、最近実習の試験でコーティングしたチョコレート。ツヤツヤに上手にできて嬉しくて、その日の晩御飯は巻き寿司(といっても寿司飯と海苔と椎茸と卵)にしました。

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