ひとけの無い路地を足早に、駅に向かう。夜明け空は綺麗だ。今日はフィレンツェに向かう。滞在時間、わずか6時間の日帰り旅行。目的地はウフィツィ美術館とクーポラ。チケットは予約済み。
たぶん、驚くほど、人は少ないのだろう。いろいろな作品に近づいてみることができた。私も写真を思わず撮ってしまったけど、みんな、作品を観ているんだろうか。2014年から写真撮影が許可されたらしいけど、しないままでも、よかったんじゃないかと思う。(注意する方が大変かな苦笑)
あの爪が汚れていることに、何人の人が目をむけたのだろう。偉そうに書いてるけど、オーディオガイドが無ければわたしも見落としていた。
その後、ものすごい行列にそそられて(美術館より混んでいた)サンドイッチ?をゲット。生ハムって柔らかいんや…とわかった。そして近くにマッピングしていたジェラート屋さんがあったので、もちろん食べる。ピスタチオ、濃厚で美味しかった。
さあ、クーポラへ。客同士が近づきすぎると振動するブザーを受付でもらい、登る、登る、登る。視界が開けて風が気持ちいい。警備のお姉さんに写真をお願いすると、sure!と笑顔で撮ってくれた。コロナ以降、写真をお願いすることに気が引けていたので嬉しかった。
これはいつから実施してるのか知らないけど、時間になると、降りてくださいと声をかけられた。なので上り下りで客同士がすれ違うことなく、スムーズに行き来できたのはとてもよかった。
そのあと、欲張って別のお店でジェラートもう一つ笑。イチジクのジェラートは、新鮮だった。さあ、時間がない。駅へ走る。
つづく