トイレットペーパーで自己紹介

職業学校でクラスメイトのことをもっと知ろう、ということで、先日通常の授業ではなく丸一日グループワークをしました。一番印象的で面白かったのがトイレットペーパーを使った自己紹介兼アイスブレイク。

その方法は
1、円形に座ります。
2、司会者から時計回りに好きなだけトイレットペーパーを巻き取ります。(1人ひと目盛り以上)
3、全員巻き取ったところで、司会がタネ明かし。「目盛りの数だけ自己紹介を。例えば名前、年齢、勤務先、趣味、通学手段などなど。」ひとつ発表するごとに、ひと目盛りちぎって床に散らします。全部ちぎり終えたら隣の人へ。

トイレットペーパーが登場した時点で面白いし、巻き取るのも・それを見るのも楽しいしで、全員で27人でやったのですが長いと感じることなく終わって、場がほぐれました。一人当たり平均3枚くらいだったのですが私は9枚くらい、勢いよく巻き取りました。
丸一日のファシリテーションは専門の先生Sozialpädagoge/-in(日本語では社会教育主事。英訳だとsocial education worker)が担当してくれました。私が通っている学校は週に一度しかなく、全員の名前を覚えることすら難しいため、こういった時間がわざわざ取ってあるのは興味深かったです。

ちなみに日本の学校と違うのは、休み時間は教室に入れないこと(施錠される)。そのため昼食は食堂や廊下のベンチで。また座席も名前順ではなく、登校日初日に適当に自分で選んで座ったところで固定されるので、グループができてしまえば、それ以上に知り合うことも、仲良くなることもありません。

同級生の年齢も15歳、16歳、17歳を中心にバラバラなので、進路選択や時期が個人に依るものだなと実感しています。


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