クリスマスの過ごし方

ドイツでは、ケーキ屋さんやスーパー、レストラン、百貨店など、お店の営業は24日午前中までで、25日と26日は祝日でお休み。ちなみに有名なクリスマスマーケットもほとんどのところが23日までの営業だ。クリスマスは家族で過ごすものと聞くと、日本のお正月、三が日に似ているなぁと感じる。彼氏や彼女、結婚していたり、子供がいれば、例えば24日はどちらかの家族、25日は他方の家族と過ごすそうだ。

逆に、こっちの大晦日は日本のクリスマスのような感じで、友達と食べて、飲んで、元旦は寝る、というのが定番らしい。大晦日の定番メニューは年越しそばじゃなくて、チーズフォンデュだそう。仕事は1月2日から、通常運転だ。

そしてプレゼントを持ってきてくれるのは、サンタクロースではなくて、クリストキント。24日の夜、クリスマスツリーの前で家族揃ってクリスマスの歌を歌って、キリスト教に関するお話があって、ツリーの根元に並べられたプレゼントを開封する。そして午後10時半から0時までキリストの生誕を祝う礼拝に行くというのが流れみたい。

ちなみに、クリスマスにケーキを食べる、という習慣はない。日本では見慣れたいちごのショートケーキも季節外れ。シュトレンは日本ですっかり馴染みのあるケーキになったけれど、もっと家庭的なものはPlätzchen(プレッツヒェン)と呼ばれるクッキーたち。友達同士で集まってワイワイ焼く人もいるし、人によっては10種類以上焼く人もいる。そして友達や職場の人にプレゼントしたり、ご近所の人と一緒にグリューワインを飲みながらかじったり、そうしてクリスマスまでのひと時を過ごしている。

今年はなんだか気忙しい感じだったけれど、年内はあと3日働いて、新年を迎えます。

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