職人としてのスタート地点

渡航前に私が想像していたゲゼレ(私が今取得しようとしている国家資格取得者)とは差異が出てきたので記録しておこう。

渡航前は、ゲゼレになれば、一人前の職人だ!何でも作れるようになって、すぐにお店も開けるレベルになる!というイメージだったのだけど、全く違う。(冷静に考えると、甘いだろうよ、お前さん、とも思う)

まず現地の人にとって職業学校に通うことは、進路の一つであるということ。入学のタイミングが15〜17歳を中心とすることから考えてもそうだろう。目的もさまざまで「手工業の職人になりたいと思っている。どの職種であったとしても必ずマイスターになるのが目標」と話す子や卒業すれば大学入学資格を得られるため(大学入学試験をパスできる)「進学したい」、そしてもちろん「いろいろ職場見学する中で興味があったから」という子もいる。
日本の感覚でいけば、専門学校に行くような感じじゃないだろうか。例えば、美容師の専門学校に入学して、理論を学んで実習を積んで、国家試験に合格する。そしてやっと美容師として働くためのスタートラインに立つ。(ちなみに職業学校には美容師のクラスもある)だから、私自身がゲゼレになれたとしても、それはスタート地点であるということ。
ただ、日本の専門学校と大きく異なるのは、現場で働くことがメインということ。だからこそ、大人と肩を並べて働く若い同級生や同僚を私は尊敬している。

その中で、スタンスや状況が全く違う私は、今、ここで学べることを学んで、ドイツ語や理論をマスターして、次のステップに備えるというのが、現在の方針。トップの写真は理論で使っている教科書。ページ総数625ページと意外と分厚いのです。

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