心ぶち抜かれた年の瀬

苦しかった一年が、やっと、終わる。
そう思いながら、職場の年末の大掃除をしていました。
予想もしていなかったコロナも手伝って、図らずも、宣言していた「修業=試験が終わるまで」は日本へ渡ることがなさそうです。(本当は春に一度帰国したかった…)

さて、Cさん、昨年末に飛躍の一年を、と願いましたが、どんな一年だったでしょうか。きっとパワフルなCさんなら、いろいろなことを突破している、と願っています。

わたしは、自分自身で選んだ職場で再び悩んでいました。それは、仕事が遅いということ、できないということ、できないというレッテルを他人からも自分でも貼ってしまったこと。間違ってばかりで、失敗してばかりで、怖くて、嫌で、嫌で、仕方なかった。

途方に暮れてしまったのです。

ただ昨日、写真を撮りに散歩に行って、もうそろそろ帰ろうかという時、ちょっと木の枝に見とれて立ち止まり(どんなだ笑)また歩き出そうとした瞬間。
向こう側から歩いてきた、赤いダウンを着た黒髪のベリーショートの女性にわたしは気づいて。
わたしは歩み出すのをやめて、(そこは交差点のようなところで)、彼女はたぶん、わたしが道を譲ったと思っていて、彼女も立ち止まってわたしに道を譲ってくれて、それに気づいたわたしははっとして歩き出しました。
とっさにMorgen(おはよう)と言ったわたしに、Morgenとニコッと笑顔で返してくれて、その笑顔はとびきり素敵で、心ぶち抜かれてしまった。

という朝の1コマ。たぶん5秒くらい。

これからどうしようとか、いろいろ考えていたけど、もう、その笑顔だけで、その一瞬で、心ぶち抜かれるほど元気になったわたしは、やっぱりそういう人になりたいと、思ったのです。

そんな年の瀬。
みなさまにとって、来年がどうか良い一年に、息のしやすい状況に、なりますように!

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