前回の記事「旅立つ前に、未来食堂へ(3)」の続き
せかいさんに、相談したこと
2日目の朝、仕込みをしている際に、「すしハウスのような、お寺の縁側のようなお店、作りたいんですよ」と話したら「できますよ。そういう場所作ってるの想像できます。私より100億倍愛想がいいじゃないですか」と、またまた褒めすぎな、せかいさん。けど、ありがたい。しっかりやっていこう。
仕込み時間にいくつか相談したことを共有。
①インプットに関して(ドイツ修行を味と場のインプットにしようと思うと伝えたところ)
・自分の舌だけで満足していては、店が腐る。
・限界を超えないとわからない(見えない)ものがある(週5で食べるんですよ、これから始まるチョコフェアとか、行くんですよ!と念押しされた)。これ、限界を超えたせかいさんだから言える言葉だ。※当日お勧めされたトラヤカフェ、行ってきました。
②味覚について
・自分の舌の“くせ”を知っておくことが大事。
せかいさんの場合は酸っぱいものが好きだから、酸っぱいものを作る際は細心の注意を払っているそう。おかし作りの人は砂糖が少なめの傾向があって、マクロビの人は塩が薄い傾向があるそう。私は、濃い味付けが好きだから、その点を注意しよう。
③人気店でのがっかりについて
・がっかりするマイナス要因に目を向けるのではなく、その場に自分が満足するかではなく、なぜそこに人が来るのか、なぜ繁盛店なのかを見極める必要がある。足を運ぶことが重要。
④残念ながら、結果が全て
過程もあるけど、とは言われたけど、やっぱりそうなんだ。なら、結果≒ゴールを出すように頑張ろ。
開店前には(いや戻ってきたら)もう一度、まかないさせてもらおう。以上、東京修行日記でした。
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