4日目、早起きして向かったのはヌークシオ国立公園。ヘルシンキから公共交通機関で1時間ほどで行ける、ということでこちらのブログを参考にして行ってきた。mosariさん、ありがとうございました!
電車はギリギリで、ホームを見つけられず出発2分前、目の前を歩いていたお姉さんに「エクスキューズミー!」と話しかけ、助けてもらう。おかげで無事に乗れた。Kiitos!
時間に余裕があったので、参考にしたスタート地点から、黄色コースをそのままぐるっと一周。
足元は無印のスニーカーで、なぜ登山靴を持ってこなかったんだ・・・と悔やみつつ、たまたま、寒いだろうと毛糸の帽子、手袋、ちょっと分厚い靴下、フリース、ジャージをスーツケースに詰め込み、お出かけ用コートではなくモンベルのダウンを選んだ私、ナイス!アンダーウェアだけは前日にスポーツショップでゲットした(これは本当に買ってよかった)。
想定外だったのは、まだ雪が残っていて所々、足元が凍っていたこと。スタートから盛大にしりもちをつき、あっはっはと、声をあげて笑ってしまった。今思うと、カメラを守るために片手で手をついたのだけど、骨折しなくてよかった。そのあともう一回水たまりを飛び越えようと失敗して、右足が濡れる(靴が濡れなくてよかった)。あとは案内所が閉まっていたこと。トイレの手洗い兼飲み水が出なかったこと(持参していた水で手を洗うことに。消毒ジェル持ってくればよかった)。
で、ハイキングを始める直前にたまたま出会った二人組に、帰りに再び出会い、何とヘルシンキ市内まで車で乗せて行ってもらえることに。話を聞いていると、Jeffはカナダ出身。こちらで会社TAiGA TiMESを立ち上げ、森のツアーガイドをしているそうだ。次にフィンランドに来るときは、彼にツアーをお願いしたい。
なぜか「タヌキ」という単語を知っていて、理由を聞いてみるとNintendoということ。いつか日本、自然のたくさんある北海道に来てみたいとのこと。ぜひ九州にもと思って、南にもたくさん自然があるよと宣伝。
Ceciliaはイタリア出身。ホテルマネジメントを大学で学び、フィンランドのホテルに勤務。今は国立公園でツアーガイドをするために森の中の学校に行き、今日はたまたま、同じ森の学校を卒業したジェフのもとでインターンをしていたそうだ。「これから?それから?」と質問を重ねてしまい申し訳なかったけど、自分の生きる土地・場所を見つけて生きていく、その覚悟と意志を持ち行動している彼女はかっこいい。ちなみに、どこで英語を身につけたの?と聞くと「旅よ」と教えてくれた。
違う土地で生きている人に出会えたこと、これは本当に勇気付けられた。
この後、ずっと行きたいと予約していたレストランに向かいます!ウッフッフ。