※内容に誤りがあったので12月25日に加筆・修正しました。ドイツのクリスマスの祝日は25日、26日の2日間です。
日本のクリスマスといえば、24日の夜にピークを迎えるイメージだ。友達と恋人と、家族と子どもと、もしくは仕事とため息と。そして、真っ赤なイチゴと白い生クリームのケーキ。
ドイツは、24日の正午、遅くとも午後2時頃までにはデパートやケーキ屋さん、スーパーも全て閉店、そして25・26日は祝日。(プレゼントを準備するデットラインは23日!)この3日間はちょうど日本の三ヶ日のように、家族で過ごし、恋人がいる人や結婚している人はパートナーの実家を行き来し、食卓を囲む。そして、ケーキではなくたくさんの種類のPlätzchen(プレェツヒェン)と呼ばれるクッキーが定番だ。(Plätzchenは総称で、この時期にしか聞かない。ちなみに他の単語でビスケットを指すKeksという単語もある)
12月に入る頃には、パレットに積まれた小麦粉がスーパーに並び、5kg入りの特大サイズも登場する。それぞれが、おばあちゃんから教えてもらった、ネットや本で見つけたなど、お気に入りのレシピで数種類〜10種類(多い人ではもっと)せっせと焼き始める。そして大切にカンカンに入れられて、コーヒーのお供に、来客があればお茶菓子にお土産にと差し出される。私はこのカンカンに入れている、と言うのがなんとも好き。差し出す側の誇りを感じる。
日本でもおなじみになったシュトレンは、1日1センチずつ、なんて食べ方はしなくて、好きなだけ、無くなればまた買えばいいというスタンス。モノによるけれど冷暗所で保存したものは、熟成して、来春のOsternまで日持ちするらしい。
さらにLebkuchenやSpekulatius というスパイスを効かせたクッキー、Obstbrotというナッツやドライフルーツをたっぷり詰め込んだケーキも、この時期ならではのもの。
ジョギングしても、Youtube見ながら踊っても、カロリー消費が追いつかないや。
*自分メモ・・・抹茶クッキーは砂糖なしの方が見た目が良い。紅茶は大さじ3以上、思っているよりも入れるべし。